2004年度
全国研究総会報告要旨 予稿集
9月11日(1日目)
9:20〜10:50 並行セッション(統計におけるジェンダー主流化第1部、自由論題)
セッションA11(1221番教室):共通論題「統計におけるジェンダー主流化 第1部」コーディネータ:杉橋 やよい(お茶の水女子大学)
座長:松丸 和夫(中央大学)
解題・・杉橋 やよい(お茶の水女子大学)1 齊藤 ゆか(聖徳大学・非常勤)・・ボランタリー活動に関する統計—ジェンダー視点から—
2 宮坂 順子(昭和女子大学・院)・・多重債務者問題関連統計の現状とジェンダー明示的統計の必要性
3 橋本 美由紀(法政大学・院)・・・無償労働の評価方法−アウトプット法の紹介と検討を中心に
<予定討論者>居城 舜子(常葉学園大学)
セッションB11(1233番教室):自由論題<1>
座長:御園 謙吉(阪南大学)
1 安井 浩子*(統計情報研究開発センター)・井出 満(大阪産業大学)・・
中国の0歳児の性比について (* は報告者)2 芝村 良(日本大学)・・20世紀前半期英国社会における推測統計学の普及活動について
3 古谷 次郎(北星学園大学)・・アメリカにおける情報教育の「基準」について
−後期中等教育を中心として−
11:00〜12:00 並行セッション (統計におけるジェンダー主流化第2部、自由論題)
セッションA12(1221番教室):共通論題「統計におけるジェンダー主流化 第2部」
コーディネータ:杉橋 やよい(お茶の水女子大学)
座長:松丸 和夫(中央大学)1 秦 小傈(法政大学・院)・・・ジェンダー視点から見た中国の失業統計
2 孔 麗(北海学園北見大学)・・中国における女性就業者の年齢階層別構成比の 変化とその要因
− 製造業を中心に −<予定討論者>芳賀 寛(中央大学)
セッションB12(1233番教室):自由論題<2>
座長:光藤 昇(松山大学)
1 吉田 央(東京農工大学)・・環境分野における計画と統計
2 桂 昭政(桃山学院大学)・・格差時代の国民経済計算−マクロデータとミクロデータの統合−
14:00〜15:00 特別講演(1221番教室)
司会 永井 博(熊本学園大学)
原田 正純 教授(熊本学園大学)・・・ なぜ今、水俣学か
15:00〜17:20
特別研究報告セッション(1221番教室)
統計学の現代的課題−創立50年を経た今、社会統計学の原点を考える−座長:菊地 進(立教大学)
菊地 進・・セッション設置の趣旨
坂田 幸繁(中央大学)・・統計利用の現状と課題−記念号刊行に向けて−
泉 弘志*(大阪経済大学)・藤川 清史(甲南大学) (* は報告者)
経済統計研究におけるマルクス派と新古典派の協力と相互批判
−中国の産業別生産性上昇率の計測を例に−(参考文献:藤川清史・渡邊隆俊「中国経済の産業生産性上昇と外国資本」の閲覧はこちら)
質疑
菊地 進・・座長あいさつ
9月12日(2日目)
9:00〜10:30 並行セッション (労働・生活・健康と社会統計、自由論題)
セッションA21(1221番教室):共通論題「労働・生活・健康と社会統計 第1 部」
コーディネータ:岩井 浩(関西大学)・横本 宏(明海大学)
座長:山田 満(高崎商科大学短大部)1 三輪 眞知子(滋賀医科大学)・・社会・経済的環境と母子保健・育児調査
2 加藤 節子(横浜市)・・横浜市金沢区における母子保健・0歳児育児調査 と支援活動
3 唯是 康彦*(日本経営労務協会)・三浦 洋子(千葉経済大学) (* は報告者)
・・食料消費関係資料間の整合性—食品ロスの推計を中心としてセッションB21(1233番教室):自由論題<3>
座長:上藤 一郎(鈴鹿国際大学)
1 橋本 貴彦(立命館大学・院)
医療部門及び医薬品部門における投下労働量・労働生産性・労働交換率の測定
−1980年代以降の日本の医療政策の特徴−2 田浦 元(立教大学)・・割引航空運賃の設定とモーダル間競争の影響
3 藤山 英樹*(獨協大学)大浦 宏邦(帝京大学) (* は報告者)
協力行動に影響を与える要因としての全員一致の協力
-- 所属集団を変更できる社会的ジレンマ実験 -10:40〜12:10 並行セッション
(労働・生活・健康と社会統計、中国経済統計分析の最前線)セッションA22(1221番教室):共通論題「労働・生活・健康と社会統計 第2部」
コーディネータ:岩井 浩(関西大学)・横本 宏(明海大学)
座長:近 昭夫(西南女学院大学)4 水野谷 武志(北海学園大学)
日・加・独におけるフルタイム共働き夫妻の生活時間比較
—カナダおよびドイツ統計局のミクロ統計データを利用して5 村上 雅俊*(関西大学・院)・岩井 浩*(関西大学)(* は報告者)
就業構造,失業・不安定就業指標の日英比較
−イギリスのミクロセンサス,LFSミクロデータを利用して−<予定討論者>金子 治平(神戸大学)
セッションB22(1233番教室):共通論題「中国経済統計分析の最前線」
コーディネータ: 矢野 剛(徳島大学)
座長: 大西 広(京都大学)1 張 南(広島修道大学)・・中国の資金循環モデルによる財政・金融政策の考察
—1990年代の資金循環(実物取引)を中心とする計量分析の試み—2 ショホラット・マヘムト*(京都大学・院)・木下 英雄(立命館大学・非常勤)
・・新疆ウイグル自治区を編入した中国9地域間産業連関表の作成 (* は報告者)3 木下 英雄(立命館大学・非常勤)・・中国における外資の役割に関する産業連関分析
<予定討論者>土居 英二(静岡大学) 伊藤 国彦(兵庫県立大学) 矢野 剛(徳島大学)
13:00〜16:50
共通論題『人口センサス統計とセンサスデータの利用形態としてのミクロデータ』(1221番教室)
General Session Population Census and Micro-based Use of Census ResultOrganizer: Keiro HAMASUNA(Faculty of Economics, Kyushu University)
Chairpersons:Hiromi MORI (Faculty of Economics, Hosei University)
......................Jihei KANEKO (Faculty of Agriculture, Kobe University)Introduction ........... Jihei KANEKO
The Concept and Method of American 2010 Population Census
..... Frank A.VITRANO (Assistant Chief,DECENNIAL MANAGEMENT DIVISION
U.S. Census Bureau)Comment ..... Yoichi ITO (Faculty of Economics, Hosei University)
The Concept and Method of Next German Population Census based on Administrative Register
.... Johann SZENZENSTEIN (Head of Population Census Division,
German Federal Statistical Office)Comment .....Jun-ichi OKABE (Faculty of Humanities and Social Sciences,
Iwate University )Analysis of Labour Market with Census Micro Data
.... Jo WATHAN (Researcher, Centre for Census and Survey Research,
Manchester University)Comment ..... Yayoi SUGIHASHI (Institute for Gender Studies, Ochanomizu University)
Analysis of Education Problem with Census Micro Data
.... Heike WIRTH (Chief-Researcher, Micro Data Section,
Center for Survey Research Methodology (ZUMA))Comment ..... Shinsuke ITO (Kyushu University Graduate School)
17:00 閉会あいさつ 近昭夫会員(西南女学院大学)
経済統計学会